よく名言や成功者の言葉などを目にするが、
この記事で紹介する「真の成功者の言葉」に勝るものはないだろう。
なぜなら、この12名は世界規模で活躍し、誰もが知っていて、今もなお世界各地で語り継がれるような成功者であるからだ。
今回は、そんな世界を動かした真の成功者が贈る珠玉の名言12選をまとめました。
時空を超えて心を揺さぶる言葉を堪能してください。
Contents
アンドリュー・カーネギー
I believe the true road to preeminent success in any line is to make yourself master of that line.
卓越した成功へたどり着くには、自身がその道を極めることだ。
アンドリュー・カーネギーは、スコットランド出身のアメリカの実業家である。
12歳で紡績工場に就職し、仕事を覚え、転職。
転職先の通信会社では異例の早さで昇進していき、18歳で責任者となる。
その後、鉄道会社へ移ると、その当時まだ普及していなかった寝台列車の開発に借金をして出資。
それが成功を収める。
それを鉄鋼会社に再投資して財をなしたのである。
成功を収めてからカーネギーは「鋼鉄王」と称された。
立志伝中の人物であり、
ジョン・ロックフェラーに次ぐ史上2番目の富豪とされることが多い。
ジョン・D・ロックフェラー
If you want to succeed you should strike out on new paths rather than travel the worn paths of accepted success.
もし成功したいなら、踏みならされ受け入れられた成功の道を行くのではなく、新たな道を切り開きなさい。
ロックフェラーは石油企業スタンダード・オイルの創業者である。
ピーク時にはアメリカの石油の90%をコントロールした伝説の石油王である。
20歳で起業。
食料品の卸売りから始めて財を蓄え、精油事業に投資。
南北戦争後の西部開発を追い風に事業を拡大させた。
ワセリンやチューインガムの原料など300以上の関連製品も開発。
アメリカ人初の10億ドルを超える資産を築いたのだ。
レイ・クロック
Press on.
Nothing in the world can take the place of persistence.とにかく進め。
この世に粘りに勝るものはない。
レイ・クロックはマクドナルドの創業者である。
ファストフード店であるマクドナルドのフランチャイズを進めて、世界的チェーンに育て上げた。
ミルクセーキ機の販売員として全米を回るうちに、効率的なハンバーガー調理システムを導入したマクドナルドに出会う。
そして、フランチャイズを獲得したのである。
52歳でマクドナルドシステムを創業した経緯は、
映画「ファウンダーハンバーガー帝国のヒミツ」で語られる。
ヘンリー・フォード
If there is any one secret of success, it lies in the ability to get the other person’s point of view and see things from that person’s angle as well as from your own.
成功の秘訣というものがあるとしたら、それは他人の立場を理解し、自分の立場と同時に他人の立場からも物事を見ることのできる能力である。
ヘンリー・フォードはフォード・モーターの創業者である。
自動車で巨万の富を築いた自動車王。
見習い機械工から身を起こし、
ガソリンエンジン技術者を経て発明王エジソンの照明会社に入社。
その後、安価な製品を大量に生産しつつも、労働者の高賃金を維持する「フォーディズム」のもと、4輪自動車の開発に成功。
T型フォードを量産して自動車の普及に貢献した。
アルフレッド・P・スローンJr.
There has to be this pioneer, the individual who has the courage, the ambition to overcome the obstacles that always develop when one tries to do something worth while, especially when it is new and different.
価値のあること、それも新しいことや今までにないことに挑戦する者は、それに伴う壁を乗り越える気概や野心を持たなくてはならない。
アルフレッドはゼネラルモーターズ（GM）の元CEOである。
1920年代に経営危機に陥ったGMを短期間に立て直し、世界最大の企業に育てた。
そして、既存車種を毎年モデルチェンジするマーケティング手法を確立した。
その一方で、利益率を会計手法の導入は、労働者をコストを消費する存在としか見てないと批判された。
アルフレッドの著書は、
ビルゲイツが「経営書の最高傑作」と絶賛したほどである。
カーネル・サンダース
I’ve only had two rules:Do all you can and do it the best you can. It’s the only way you ever get that feeling of accomplishing something.
私にはたった二つのルールしかなかった。
できることはすべてやれ。そして、やるなら最善を尽くせ。
これが何かを達成する感覚をつかむ唯一の道だ。
カーネル・サンダースはケンタッキー・フライドチキンの創業者である。
65歳で年金生活を捨てて事業を興した。
フライドチキンをワゴン車に積んで各地のレストランを回り続けた。
何回も何回も断られ続けたのだが・・・
その後、経営者や従業員に圧力釜を用いた「オリジナル・フライドチキン」の調理法を教えて歩合を得るというフランチャイズ・ビジネスを世界で初めて確立。
そして、同社をグローバル企業にまで発展させた。
アンドリュー・S・グローブ
The right kind of ambition is ambition for the company’s success with the executive’s own success only coming as a by-product of the company’s victory.
正しい野心というのは、会社の勝利を第一の目標とし、その副産物として自分の成功を目指すものである。
アンドリュー・S・グローブは、インテルの元CEOである。
組織の成長を第一とし、アウトプットを最大化するための仕事の基本原理を追求。
議論相手を徹底的に叩きのめすやり方には反発も多いのは事実。
だが、シリコンバレーでは、部下の能力を最大限に引き出すマネジメントとして高い評価を得ている。
彼の著書はマーク・ザッカーバーグなど起業家たちに読み継がれ、大きな影響を与えてきた不朽の名作となっている。
ハワード・シュルツ
I wanted to build a company my father never got a chance to work for.
私の父親が一度は勤めてみたかったような会社を作りたかったのだ。
ハワード・シュワルツは世界的なカフェ・チェーン店、スターバックスの創業者である。
ニューヨークはブルックリンの労働者の家庭に生まれ、苦しい暮らしの中で、厳しい労働環境で働く両親を育つ。
父親が仕事中に事故で怪我をした時、
補助も保障もなく職を失った経験が起業の原点の一つとされている。
1982年にスターバックスに入社し、87年に同社を買収した。
会社を家族のような温かみのある会社を目指した。
そして、ペーパーカップやタンブラーを手に街を歩くスタイルや、家でも職場でもない「サードプレイス」を提案。
時代ごとの空気をつぶさに感じ取りながら、新たな価値を生み出し、独自の文化を育んできました。
サム・ウォルトン
Most everything I’ve done I’ve copied from somebody else.
私がやったことの大半は、他人の模倣である。
サム・ウォルトンは売上高世界第一位の小売業ウォルマートの創業者である。
27歳の時に雑貨屋を買収し、チェーン展開を開始。
当時の小売業の出店方式の逆をいく大型店を地域に出店する「ドミナント方式」をいち早く導入した。
一方で、競合他社の優れたところは積極的に取り入れる効率経営を推進。
それを積み重ねることで逆に模倣困難な価値を生み出した。
ドナルド・トランプ
Something your best investment are the ones you don’t make.
時として、最高の投資とは、しなかった投資だったりするものだ。
ドナルド・トランプは第45代アメリカ合衆国大統領である。
世界中でホテルやゴルフ場などの不動産開発を手がける。
1983年には現在の超高層ビルのトランプ・タワーを完成させた。
度重なる過激な発言で世間を沸かすことを好むが、仕事へのポリシーは明快である。
「最高の人材しか雇わない」
「情報を手に入れることが重要で、かたっぱしから人に会いに行け」
「一日3時間は内省しろ」
などの発言を行なっている。
スティーブ・ジョブス
The only way to do great work is to love what you do.
If you haven’t found it yet, keep looking.
Don’t settle.
As with all matters, of the heart, you’ll know when you find it.
すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。
まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけた時には、自然とわかるはずだ。
スティーブ・ジョブズはアップルの創業者である。
1976年に「Apple I」を販売。
85年に業績不振や自由奔放な言動で、会社から追放される。
だが、ジョブズはそれを「私の人生で起こった最良の出来事だったとわかった。解放され、人生で最も創造的な時期を迎えた」と前向きに捉え、起業を経て、後に同社に復帰。
この経験をもとに、天職をまっとうすることの大切さを説いた。
ジェフ・ベゾス
If you never want to be criticized, for goodness’ sake don’t do anything new.
批判されたくないのなら、新しいことに挑戦すべきではない。
ジェフ・ベゾスは「アマゾンドットコム」の創業者である。
ウォールストリートのヘッジファンドを経てシアトルで創業した。
ベゾスの運営手法は独特だと言われる。
先を見据えて、必要とあれば赤字もいとわず買収合戦を繰り広げる。
投資家から批判されても、巨大な物流システムや電子書籍「キンドル」に巨額の投資を続けるのであった。
数字と情熱を重要視する、合理的で冷徹な戦略が成長の源泉である。
成功者の名言 まとめ
今回は世界中で語り継がれている真の成功者の名言だけに絞って12個紹介させてもらいました。
心に刺さるものや、共感するものもあったと思います。
ですが、それを知っただけでは意味はないし何も変わらないですよね？
実際にあなたの日常生活などに活かして、行動に結びつけることが大切です。
あなたの成功の助けになれば嬉しいです。
ありがとうございました。
