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コラム

クソつまらねぇ文章の正体

最近、ブログ世界もにぎわってきたな。

SNSを見ればみんなブロガーになってる。

 

僕が始めた頃は一部の人しかいなかった。

僕は学生のうちからWebライターを始めて、編集やディレクションの仕事をこなしていた。

その後は一部上場企業の広告を作ったりしていた。

 

その経験の中で、Webの文章を腐るほど見て、読んできた。

そんな僕は最近、思うことがある。

 

くそつまらねぇ文章が多いな、と。

今日はこの「くそつまらねぇ文章の正体」を暴くことにしよう。

なぜつまらねぇ文章になるのか

それは読者に寄りすぎた文章になっているから。

現在のSEOでは、検索者のニーズに応えるのは当たり前だ。

コンテンツSEOのど基本である。

 

ただし、これが文章をつまらなくしているんだ。

 

読者に迎合して自分の意見・主張が感じられない文章になっている。

文章の基本とは、「自分が伝えたい思い」を誰かに伝えること。

ただ情報をまとめた文章なんか、くそつまらねぇ!

 

勘違いして欲しくないのは、コンテンツSEOを否定しているわけではないということ。

僕だっていくつもサイトを運営していて、その恩恵は受けている。

 

自分だってクソつまらねぇ文章を書いてる。

SEO集客のためにね。

 

でもブログだったら、もっと自分を出した文章を書いても良くない?って思うんだ。

その方が固定の読者がついてくるはず。

それに今後のビジネスの時代の流れを見ても、その方がいい。

この話をするとだいぶ長くなるから、また今度。

 

じゃあ、面白い文章ってなんぞ?

って方に、面白さの要素となるものを教えよう。

面白さを構成するもの

「面白い」って2種類あるよね。

お笑い的な面白さと、知的な面白さ。

前者は「funny」で、後者は「interesting」

 

僕には笑いの要素は皆無なので、後者について言及する。

じゃあ、面白さの要素って何か?

 

これにも2種類あると僕は思う。

  1. 価値観が自分と似ているもの
  2. 価値観が自分と異なるもの

順番に解説しよう。

1.価値観が自分と似ているもの

これは、より具体的で個人のエピソードのようなもの。

例えば、映画やアマゾンのレビュー。

レビューを見れば、自分に似ている意見がある。

 

それを見たとき、

「あ〜、わかるわ〜」

って共感することがあるはず。

 

つまり、自分が共感するもの。

自分と同じ意見を見た時に、共感が起きるのだ。

 

これを共感コンテンツと呼ぶ。

これが1つの面白さの要素。

2.価値観が自分と異なるもの

もう1つは、価値観が異なるもの。

ただし、これはただ異なるだけじゃない。

 

視座が自分より高いものになる。

これも同じレビューで例えてみよう。

 

あるレビューを見た時に、

「なるほど!この視点は自分にはなかったな」

と勉強になるもの。

 

自分より上の視座や違った角度から考察されたレビューは、見てて面白いと感じるはずだ。

為になるコンテツのこと。

これを教育コンテンツと呼ぶ。

これら2つがinterestingの領域において、面白さを構成する要素である。

情報発信に応用すると

これらを情報発信に応用してみる。

共感を呼ぶコンテンツは具体的であるほどいい。

それをブログやTwitterに流すと、いいね!やリツイートをしてもらいやすくなる。

まずは共感コンテンツで集客をする。

 

共感コンテンツの方が教育コンテンツより、集客向きである。

なぜなら、共感から入らないと人は読んでくれないから。

 

「自分に関係ない」って思われた瞬間に指でシュッと閉じられてしまう。

厳しい世界なのだ。

 

そして、集まった読者に対して教育するコンテンツを流す。

そこで自分の発信に価値を感じてもらう。

そのサイクルを回せば回すほど、信頼が積み上がっていく。

 

これは目には見えない無形の価値。

だが、積み重なっていけば、いつでも有形のものに変換できる。

簡単に言えばお金。

 

でも、初心者の人に限って目先の利益に走ってしまうのである。

信頼構築がされてない段階で、いろんな案件を紹介しても無駄なんだ。

すべてのオファーには信頼残高が使われるからね。

 

信頼残高とは、信頼の貯金のようなもの。

目には見えない銀行に、お金のように溜まっていくものだ。

これが仮に100万円ぶんあれば、100万は稼げる。

 

ただしこの段階で、100万以上のオファーをすると信頼残高の借金が起こる。

信頼残高の借金はクレームや、ネガティブな口コミに変わるので要注意!

 

ビジネスではこの信頼残高が超大事なのだ。

 

だから、情報発信者はみんな無料で有料級のコンテンツを出してくれるんだよ。

みんな口を揃えて、「giveしましょう!」って言うでしょ?

 

信頼を勝ち取る為だし、自分と読者がwin-winになるためなんだ。

だいぶ本筋とずれてきたから話を戻そう。

もっと自分の色が出たコンテンツを出そう!

これが僕が一番言いたいことだ。

ただ情報を羅列した、自分の意見や主張がないコンテンツはつまらない。

そんなものはいずれAIに任せればいい。

 

もっと自分にしか作れない面白いコンテンツを作ろうよ!

 

漫画が好きだったら、漫画の考察レビューでもいい。

〇〇に対する情熱や愛は誰にも負けねぇぜ!って思うものをコンテンツ化してみよう!

 

その情熱が本物なら、多少ライティングが下手でも、人の心は動かせる。

 

ライティングがうまいことに越したことはない。

でも、書き方(how)では人は動かない。

(why)で人は動かされるんだ。

 

これが自分だ!ってものを世界に提示していこう。

僕も頑張るから。

一緒に面白い世界を作ろう!