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キンコン西野亮廣さんの講演会に参加したら、めちゃくちゃ楽しかった!

西野亮廣 講演会

どうも、akihiroです。

先日、Twitterでキングコング西野さんの講演会情報がありました。

それを見た僕は、

「面白そう!」

と思って即決で参加を決意。

 

その理由は今まで西野さんが出された本を全て読んできて、一度生で話を聞いてみたかったからです。

常に新しいことを考え、行動している西野さんの講演会にすごく興味がありました。

今回はその京都で行われた講演会、

「夢の叶え方」

に参加してきたので、その時の内容をシェアしたいと思います。

西野亮廣さんの講演会の内容は?

西野亮廣 講演会

では早速、講演会の内容をざっくりと紹介したいと思います。

今回の講演会のテーマは「夢の叶え方」でした。

 

キングコング西野さんが夢の叶えるために必要な考え方、戦略を実体験に基づいてシェアしてくれました。

そして、西野さんが話し始めてすぐに

「僕の本を読んだことある人ってどれくらいいます?」

と聞いたら半分くらいは読んでなかったんで、時間の半分は西野さんの本の内容について。

後の時間は、本では語られていなかった部分の内容を話してくれました。

新世界や革命のファンファーレでも語られていた、西野さん流の夢の叶え方から詳しく紹介しますね。

夢を阻む2つの要素

誰しもが子供の頃や、今現在も、叶えたい夢ってあると思います。

そこに向かって走り続けていたのに、途中で夢を諦めてしまう人も多い。

本当は夢に向かって進みたいけど、それを阻むものが2つあります。

それがお金と広告です。

「夢を追いかけ続けるにはお金と広告が特に重要だよ」

と教えてくれました。

西野さんがおっしゃる広告には認知させるだけでなく、どうやって売る(相手に届ける)のかという部分まで定義されていました。

1.お金の話

夢を追いかけ続けるために必要なのはお金。

 

日本人にお金の話をすると、

「お金より大事なものがある」

「金の話をするなんて、汚いやつだ」

なんて言う人がいます。

 

確かにお金に執着しまくっている人はそういう目で見られるかもしれません。

でも、だからってお金がないと生活はもちろん夢を追いかけ続けることはできない。

 

お金から目を背けることはできないのが現状だと感じます。

例えば、芸人になりたいと思って吉本に入って必死に努力しても、生活費が稼げないと夢を諦めないといけません。

必死でバイトしながら食いつないでも、お金がなければ厳しい。

だから、自分の夢を叶えるにはまずお金が必要で、そのお金が現在ではどういったものなのかをきちんと理解しなければならない。

2.広告の話

それから広告。

どうやって自分が作ったものやサービスを認知させるか、どうやって売るかということ。

ここもしっかり戦略を立てないと売れない。

 

一昔前はいいものは売れると言われていました。

でも今は、いいものやいいサービスだったとしても売れないという事実があります。

 

これだけいろんなものが溢れている現在は、しっかりとお客さんに届けないといけない。

つまり、届けたいものを届けたい相手にしっかりと届けないと売れないんです。

 

それが広告。

売り方のデザインまでしてようやく売れる状態になります。

 

1と2をまとめると、夢を叶えるためにはお金を確保すること。

そのために僕らはお金の正体を理解し、どうやっても作ったものをお客さんに届けるかといった戦略を考えないといけない。

じゃあ、お金の正体って何か?

お金の正体とは?

一言で言うと、

お金=信用です。

お金ってそもそも鉄の塊と紙切れじゃないですか。

それがものを買うときの交換券として使えるのは、その紙切れに価値があるってみんなが信用しているからです。

 

だから、ただの紙切れがお金として機能しているということ。

つまり、信用そのものを獲得していないとお金は入ってこない。

 

西野さんはこれを信用貯金って表現しています。

僕のビジネスの師匠は何年も前から同じこと言ってて、信頼残高って表現をしていました。

どちらも本質は同じで、信頼・信用を稼げってことです。

 

例えば、月に100万円欲しいなら少なくても100万円以上の信用がないと稼げません。

何かしらの価値を提供して信用を貯めていかないといけない。

 

ただ、価値は人によって違うから具体的に何をすればいいとかはわかりません。

同じ行為をしても100円の価値しか感じない人もいれば、一万円の価値を感じる人もいますからね。

 

どちらにせよ、人に価値を与えて信用を貯金することが必要ですよって話です。

売り方のデザインの一例

西野亮廣 講演会

お金の話はこれくらいで、次は売り方のデザインの方法を例に出して紹介してくれました。

広告の話でも言いましたが、今は中身が良くても売れないってことが前提にあります。

 

そして、売り方について西野さんが世界一のパティシエの話を例にしてくれました。

 

兵庫県の三田にある、エスコヤマというお店です。

そこのお店は世界一のパティシエが作っています。

 

世界一のパティシエが作るチョコレートなので商品がいいのは当たり前。

でも、そんな世界一のパティシエも中身だけで勝負していない事実があります。

 

お店を開くために広大な敷地を買ったのに、お店自体はそんなに広くないらしいです。

その代わり子供が楽しめる場所を作って、遊べるようにデザインされています。

 

そこで十分に価値を提供し、楽しさを味わってもらった後のお土産としてチョコレートを販売しています。

世界一の腕がありながら、商品のみで勝負してないってことです。

そんなすごい人でもそうやって売り方をデザインする時代になってきています。

 

西野さんも著書で語っていますが、アマゾンや書店で本が売れるのはおまけ程度と考えています。

実際の売り方は、西野さんの個展を誰でも無料で開催でき、そこに来てくれて楽しんだお客さんのお土産として、本を売っていました。

 

つまり、先に何か無料で価値を提供し信頼を勝ち取る。

そのあとで、その信頼をお金に変換することを実践されています。

 

お土産=思い出を思い出す装置

として人がお金を払うことに気づいて、そのように商品の売り方をデザインしていました。

あくまで売り方の一例ですが、このようにして売り方を工夫しないと他のものに埋もれてしまうんですね。

これからのビジネス戦略

このお金と広告を踏まえた上でこれからのビジネスについて解説します。

これからビジネスをする場合、競争に参加した時点で負けになります。

 

西野さんも芸人という職業で、このことを痛感したそうです。

 

今までは芸人というのは、テレビに出てひな壇に座り活躍することが常識でした。

それって他の芸人と競争することになります。

そして、芸人が競争をして勝ったとしても、評価は番組や司会者の手柄になる。

 

例えば、IPPONグランプリで笑いを取れば取るほど松本人志さんやその番組の寿命を延ばす結果に繋がります。

 

いつだってハード(仕組みを作った側)が利益を得ます。

ソフト(演者)が頑張れば頑張るほどハードが儲かる仕組みです。

 

だから、西野さんは25歳でテレビに出ることをやめたそうです。

同じ軸で戦っても勝てないし、上には上がいます。

 

これはどの分野にでも言えること。

だから、軸をずらす必要があります。

 

競争をしないためには、自分の世界を作り、自分でルールを決めることで成り立ちます。

そのためのオンラインサロンがあったり、SNSなどをうまく活用するんです。

 

西野さんが好きな人、共感する人が集まって、そのメンバーで同じ方向に向かって歩み続ける。

これがこれからのビジネスです。

 

競争に参加した時点で負けが確定します。

それを踏まえてどんな戦略を立てるか考えないといけませんね。

競争をやめると非難される

さっき競争はやめようって話をしましたが、競争やめると必ず非難されます。

その理由は2つ。

 

1つは、その競争している村が危険に晒されるからです。

村を抜けると、村八分にされます。

簡単にいうと、仲間はずれで非難されます。

 

西野さんもひな壇に出ないと宣言すると、多くの先輩芸人から非難の嵐。

なぜそうなるのか?

 

それは村から抜けて成功されると、村にいる他の人も抜けていくからです。

 

西野さんみたいに、ひな壇に出ない芸人が増えてくるとバラエティ番組などを作っている側は困りますよね?

 

「あれ?芸人ってひな壇でなくてもいいんだ」

って多くの芸人が思い始めると、これが新しい芸人の常識になります。

そうして既存の村は潰れてします恐れがあるから、非難されるのです。

 

2つ目の理由は市場が縮小されるから。

これも根本は1と同じですが、単純に競合がいないと市場は縮小します。

 

競う相手がいないので当たり前です。

これもどの業界でも同じ。

 

今あるルールや常識に従って競争に加わると、きついしその他大勢に埋もれてしまいます。

そうならないために軸をずらして、自分だけのオリジナルで勝負した方がいいです。

 

そして、非難されることを前提に考えましょう。

 

ただし、どんだけメンタルが強くても非難され続けるのは正直キツイです。

西野さんもそれは同じだし、一般人はもっとメンタル弱いです。

 

だから、ロジックを作る必要があります。

ロジックとは、自分だけが勝つ座組みを作ることです。

何か新しいことにチャレンジする場合は、このロジックをしっかり組んでから行うことで非難があっても耐えられるようになります。

西野さん流の成功法則

講演会の最後に西野さんがシンプルな成功法則をシェアしてくれました。

それは2つあります。

この考え方は僕が普段、考えていることと全く同じでした。

それは再定義と継続です。

 

再定義は心理学の用語ではリフレーミングとも言います。

これを使えば過去って簡単に変えられます。

 

もちろん過去の事実は変えられません。

でも、解釈はいつだって変えることができます。

 

例えば、今までいろんな苦労があったとします。

そのせいで悲しい思いや辛い目にもあったかもしれません。

 

でも、そのおかげで今の自分があるということ。

 

僕自身の経験でいうと、過去に医学部受験に失敗していきたい大学にはいけませんでした。

その時は本当に悔しかったし、辛かったです。

3年も勉強に費やしたのにって。

 

でも、医学部受験に失敗したから今の僕があります。

その時では考えられなかったくらいすごい人と出会って一緒に仕事できたりもしました。

 

その経験があったから今の生活ができています。

だから今は受験に失敗してよかったとさえ思っています。

 

こんな風に再定義すれば、過去って変えることができます。

つまり、何をやったって全ては伏線という考え方ですね。

 

最終的に良かったと解釈できるので何にでもチャレンジしようと思えるようになります。

もう1つは継続。

成功するまで続ければ絶対に成功します。

 

失敗をどれだけ積み重ねたとしてもやめなければ失敗ではない。

それは成功までの経験という捉え方です。

 

その経験を成功するまで続けるためにも、最初に話したお金と広告についてもう一度深く考える必要がありそうです。

西野さんの講演会に参加した感想

西野亮廣 講演会

今回はたまたまTwitterに流れてきたのを目にして、西野さんの講演会に参加しました。

なんかその場の軽いノリで、

「行ってみるか!」

と即決して参加を決意しました。

 

西野さんの著書は全部買って読んでいたし、今回の講演会も本の内容が半分でした。

だから、知っている話を聞いてたわけですが、参加して本当に良かったです。

 

やっぱり生で話を聞くのは、本を読むより得られる情報量が違います。

 

それにその場でしか味わえない雰囲気や空気感。

そして本を読んだだけではわからない、西野さんの凄さもわかります。

 

僕が感じたのは、その場のお客さんに応じて話の内容を柔軟に変えていたこと。

話すテンポが異常に早いのにきちんと聞き取れてしまう喋り。

頭の回転の速さ。

 

例を出すとキリがないくらい、西野さんの凄さを感じられました。

話の途中で入れてくる、面白ネタなんかも爆笑でした。

 

それに西野さんのビジネス戦略は、僕が普段関わらせてもらっている経営者・起業家の方と同じ考えかたをしていました。

点と点が線になった感じがして、

1人で「すげー」って感心しちゃいました。

 

今回、この西野さんの講演会に参加できて本当に良かったです。

西野さん、企画してくれた学生の皆さん、本当にありがとうございました。